猫たろうのレコードとか

ゆるゆると些事を書いています

新しいカートリッジ

遂にオーディオテクニカAT33PTG2を買いました! 

オーディオテクニカ製品と言うと以前たしかMMの安いのと、MCはAT-F7を使った記憶があります。 当時これをMCと分からないまま使っていた気が・・ 今みたいにまあまあのアナログシステムではなかったので、そんなに良い音とは感じていませんでしたね。 かえってシュアーのM44-7とかピカリングの625DJの方が強い音がして気に入っていました。当時は力強い音至上主義だったかも。

その後オルトフォンのMM、2MRedそのあとさらにBlueとグレードを上げるごとに繊細な出音を知って、そのあとDL103で繊細且つパワフルな音に出会ってこれまで聴いていたのです。

AT33PTG2も値段が上がりましたが、まだなんとかなるので導入しました。 まだあんまり聴いてませんが、最初の印象は音が生き生きしている、そして一音一音がクリスプで明るい、ということで満足です。 ゴールドリングとかバンデンハルが欲しい〜〜!!行っちゃうかな!! なんて考えたので、それからすると相対的に買いやすく、、

いやしかし、少し金額上げるだけでこれだけ美音が出てくるとは、、CDに迫る音! わたしのCDPはDENON DCD600NEはたしか4万円しないであの納得の音! それにしてもアナログは金かかるのでもうCDだけでいいじゃん!と言う声が聞こえるが、違うんです面白くて。

私のパイオニアPL70にシェルを付けると、ジョイント部の精度が出てないのか水平にならない、これは知っていたことです。 アームを水平にすると、シェルがややしゃくれたような後ろ下りになります。 仕方ないので重要と思われるカートリッジを水平にし、アームがやや後ろ上がりになっています。 写真では分かりませんがそうなっています。 この写真ではわからないかな、アームのオモリのとこ、アームからオモリのジョイント部はゴムになっているため経年でよくオモリが下に垂れてる個体が多いがこれはまっすぐ。 前の人が直したらしいが、ゴムは振動を抑える役目があるので直さない方が良いらしい。 あと、このプレーヤーのアームの支点のところに番号が振ってあるが、この部分に水飴みたいな固いオイルを入れて、ダンピングする機構です。うちに来たときに少しオイルが入っていたので、少しダンピング掛けて聴いてみたがピンと来ず、その上現在ではこのオイルを入手出来ず、結局全部拭き取ってダンピングなしで使ってるが、その方がストレートな音色で好きです。

そしてこのアームの有効長が282mmと長め、オーバーハングが12.5mmです。 例の紙のオーバーハングゲージで合わせます。 これで最初に内側をピッタリにすると、外側がズレる。 んん、内側を合わせとくのが良いかな。。 インサイドフォースキャンセラーは可能な限り弱く掛けています。このアームの目盛で0.7くらいかな。 根拠は曖昧でなんとなくで、もし針が内側へ滑ったり内周で左右どちらかの音が歪むようならもう少し掛けるとか、、あと無理に外へ掛けるとカンチレバーが曲がりそうな気がして。

しかしまあカンチレバーが細いな、これは注意しないと。

YouTubeのスピーカー聴き比べみたいな動画で知った ウィリアムス浩子を試し聴いて悦に入っています。   B面最後のスタンダード曲

「A Nightingale Sang In Berkeley Square」が中々良いなあ。